Smoltem
ハイテク樹脂ウルテム製のポケットペン
Ultem™ (ウルテム)はアメリカ・ジェネラルエレクトリック社が航空宇宙分野のために開発したハイテク樹脂で、下記のような優れた特性を持っています。耐久性と軽さを併せ持つウルテムは、エブリデイキャリー用のポケットペンにも最適な素材です。
樹脂本来の色である半透明琥珀色とブラックの2色を展開しています。
- 軽量
- 薬品・化学物質への耐性
- アメリカ・EUなど各国の安全基準に適合(USPクラス VI)
- 耐熱性・耐水性・難燃性・耐候性・
機能的でシンプルなアウトライン
スモールテムはポケットシックスのデザインを踏襲しつつ、切削加工の難しいウルテムに特化したいくつかの変更を加えています。
強度を確保するためにポケットシックスよりも軸の直径が約1.8㎜太くなり、収納時の長さで約4㎜、筆記時の長さで約6.4㎜長くなっています。わずかに大きくなったにもかかわらず、アルミニウムポケットシックスとの比較で、インクカートリッジを挿した状態でも14%軽量になっています。
両端をフラットにした寸胴のデザインは手工具のような武骨なイメージで、機能的なウルテム素材にマッチしています。
ナチュラルとブラックの2色を展開
ウルテム本来の色は半透明の琥珀色です。ペン先やインクカートリッジ、随所に配置されたオレンジ色のOリングなどの万年筆内部が見えるため、他の素材にない面白さがあります。
ウルテム樹脂自体を着色したブラックウルテムは、落ち着いた光沢がありクラシックな万年筆のような高級感があります。ブラックスモールテムの最初の100本には、ブランド名とオクトパスのシンボルが刻印されています。
メイド・イン・アメリカ
誰が、どこで、どのように作ったか。身近な製品でこれが分かるものがどれだけあるでしょうか。
様々なメーカーが効率を求め生産コストの安い国に生産拠点を移したことで、多くの先進国で製造業が衰退し、使い捨てを前提とした大量生産品が生活の大部分を占めるようになりました。
イアン・ショーンは家具・食器・調理器具・洋服・時計などいつも身近で使うアイテムこそ、高品質で長く使えるものであるべきだと考えています。
ペンもそういったアイテムの一つです。
誰が、どこで、どのように作ったかが分かることは、その姿勢に共感していただける場合、製品に愛着が湧き長く使いたいと思わせる大きな要素だと考えています。
ショーン・デザインの製品は、デザイン・設計・部品製造・組立の全工程をイアン・ショーン自らフィラデルフィアの自社工房で行っています。